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芽つみ・芽押さえ、 芽つみは5月〜7月中旬頃が適期となります。 若木などでは新梢が上方向にビュンと走るので、枝を太らせる場合を除き、強く伸びだす新梢は先端を3pほどつみとって伸長を止め、フトコロ部や他の枝に力を乗せるようにしましょう。 芽押さえ(針金かけ)も芽つみと同時期が適期。 柑橘類であるきんずは樹脂が少なくいたって堅い樹なので、若木のうちから針金整姿を行なうことが重要です。 2〜3年枝のうちに模様付けを行ないましょう。 樹脂が少ない分、他の雑木類と比べて針金の食い込み傷がつきやすく、また一度ついた傷はなかなか治りません。 そのため針金はアルミ線を使用し、ーヵ月半〜2ヵ月を目安に針金を外すようにしましょう。 曲付けがうまくいかなかった場合は再度針金をかけ直します。 枝骨がある程度できてくれば、ハサミづくりで樹形を整えていきます。 |