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ムラサキシキプ 山野によく自生するクマツヅラ科の落葉低木。 白生ではほとんどが株立ち状になっています。 なかなか風庸がある樹種ですが、山採り樹ではよい素材に出会うことはまれです。 庭木などで太幹の素材を見ることはありますが多くは曲などの面白味も少なくコケ順を持つ個性はさらに珍しいものです。 山採り樹ではどうしても切断した幹の処理が問題となりますが、ムラサキシキブはヤケ込みが入りやすく、その点でも難しいものです。 写真の素材は畑作りしたもので、技術的にも高度な作品です。 幹の径は5p近くあり、逆に枝は細く押さえられています。 花は6月から7月にかけ、新梢の葉腋に咲きます。 葉は対生ですので両側に付きます。 枝の先端部に多く付き、長く伸びたものでは基部近くまで咲くことがあります。 蕾は短い花硬の先に5〜10個も付き、短い花期閲を経てほとんどが実にな12ます。 ム考斗キシキプ意樹勢さえあれぜよく枝を出し、しかも実成りも早いものです。 |