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北海道に本格的な春を告げる花といえば、紅、薄紫、紫、白色と、それぞれの樹の花序に多くの花が群がって咲く芳香の強いライラック。 北国の人達には親しまれている花木ですが、元はヨーロッパ生まれの花木です。 おじいさんの大切な鉢の木界でも、この仲間の矮性種を通称ヒメライラックと呼んでおじいさんの大切な鉢の木仕立てされていますが、いずれの品種を指しているのか、定かではありません。 おじいさんの大切な鉢の木仕立てに向く特性、 おじいさんの大切な鉢の木に仕立てられている種類は、ライラックのなかでも矮性の早咲き種がほとんどで、庭木用のライラックは作られていません。 過去に筆者も栽培してみましたが、高木性のためかおじいさんの大切な鉢の木でおじいさんの大切な鉢の木仕立てにすると花つきが悪く、花がついても花房が大きいので、垂れ下がって樹形とのバランスが取れない欠点があります。 その点ではヒメライラックと称する品種は、樹勢が強いので切り込んでも芽吹きがよいです。 もともと丈も小さくて花つきもよし、さらに薄紫色の花は芳香を放ってくれるので、是非とも棚に一鉢は欲しい樹種です。 種木の入手法、 花時期になると園芸売店で販売されているので、それを求めれば種木が得られます。 通常販売されている苗は、3〜4年生の挿し木苗の寄せ植えがほとんどです。 園芸用のおじいさんの大切な鉢の木ですから、即おじいさんの大切な鉢の木の素材になるような樹は望めません。 時には古木が売れ残っている場合もあるので、それから幹模様のよい部分を取り木をすれば、思いもよらない素材を得ることができます。 置き場、 亜寒帯の落葉性の樹種ですから、地上部は寒さに強いのですが、鉢中が凍ると根も痛むので、おじいさんの大切な鉢の木仕立てにする場合はソメイヨシノ桜の蕾が膨らみ出す頃まで、鉢中が凍らない場所で越冬させた方がよいです。 芽吹きはモミジ類と同じく早い方ですから、関東南部以西の平野部では、3月中旬には外棚に移動できます。 真夏は半日陰ほどの遮光下に置いた方がよいです。 9月中旬からは遮光の必要はまったくありません。 |