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芽摘みと勇定 樹形を整えるための剪定は、春の植え替えの際に行ないます。 特に苗木の場合は枝を伸ばしてあるので、適当と思われる位置で切り詰めておきます。 当然ながら不要な枝も伸びているので、そのような枝は元から切っておきます。 完成樹や半完成樹は枝がほとんどできているので、不要な小枝の剪定ぐらいです。 芽摘みは仕立て中の苗木には行なわず、伸びるにまかせて幹を太らせまず。 2隼後くらいからは1回ほど芽摘みをします。 完成樹や半完成樹の揚合、花が終わってから伸びだす新梢だけを、元葉3枚ほど残して先を摘み取っておきます。 花芽分化が7〜8月なので、5月中旬以降に芽摘みをすると花芽ができずに葉芽となるので、芽摘みはそれ以前に済ませておきます。 花芽分化が完全に終わった9月以降であれぱ、いずれの枝や伸び出す芽を摘み取っても、来年の花は観賞できまず。 針金かけ、 針金による矯正もできますが、幹味が人工的にならないように、その点を気をつけて行ないます。 針金かけの適期は芽動き寸前か花が終わった直後が一番よいのです。 花後の場合は葉があるので掛けにくく、幹肌も柔らかく傷つきやすいので慎重に行ないます。 |