|
3魚介類への影響 農薬は、それを使用すると一部が水に溶けて大かれ少なかれ河川や池に流入する恐れがある。 この場合、その農薬が魚介類にどの程度被害を与えるかが厳しく決められています。 魚毒性の分類C魚毒性が低いので、注意して使用すれば特に支障のないもの。 砒酸鉛、砒酸石灰、硫酸ニコチン、石灰硫黄合剤、マシン油など。 D魚毒性がある程度強いので、使用に当たっては一応注意を要するもの。 スミチオン、マラソン、ベンレート、除虫菊、有機銅剤など。 Q魚毒性が強いので使用規制がされているもの。 鉢植えによく使われる農薬でこれに属するものは普通ない。 E魚毒性が極めて強いので、使用には一定の指定がされているもの。 エンドリン、PCP(除草剤)。 現在、農薬として登録されているものは、正確な数は分からないが、おそらく数千種を数えると思われる。 こうした中には、残留毒性や著しい毒性のため、現在製造禁止や使用禁止、または強い使用制限をされているものもある。 |