|
素材選択。 基本的には一曲ある部分があればよい極論すれば、この一曲さえなくてもつまった節間の一節さえあれぱ、可能なのであるが、完成まで最短時開で作ることが、当面の問題であるため、基本型をこの一曲ある素材におく。 (イラスト、現物等参照) 小物のボンサイとしての基本を踏まえ、かつ将来性ある樹形の作出が目的であるから、素材当初のこの一曲の役割は大切となってくる。 素材発見、または計画から取り木等、培養を経て、約7-8年で大体の骨組み、枝順の基礎ができあがる。 一曲ある素材とは。 自然樹あるいは庭木に、一曲ある部分を見つければよい。 この曲のある部分は根元部分の古肌を帯びた辺りでもよいし、枝先の青昧のある部分でもよい 。 山樹の素材で全体的な山モミジ鉢植えに適したものを見つけるとなるとほぽ不可能に近いのが現実だが、この一曲ある部分を見つけれぱよいのであります。 山モミジの探繋で自然でなければできないような屈曲ある部分の面自さを見つけれぱよいのであります。 具体的にはすでに自肌となり、急激な曲の部分であり、太みは2p〜7p以上あってもよい。 |