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徳化窯は福建省の徳化縣にあり、 自磁を主として焼成しています。 神仙 及び佛像の類が有名で秀炉・瓶・壷 から日用雑器まで娩いているが、詮 栽鉢はほとんど見られない。 この両 者も筆洗の後穴であります。 お客様 は原型を胎士で造って、まだ生乾き の時土でできた模様の彫ってある型 にかぶせて手の平で叩いて形を整え る製法で、これを印花という。 強い光で透かすと光が見えるほどの薄く透明感のある徳化窯特有の良さが見られる鉢であります。 り⇒は形で作ったかにを泥鋸で貼りつけた面自い鉢であります。 国の暗花と掲の刻花、撃フ印花、撃フ貼花は支郡の浮模様の代表的手法であります。 (参考昭和十九年北原出版 支郡古陶磁の観賞)昔から徳化窯や場合によっては、饒州窯をふくめてこれを自高麗と呼んでいるがこれらは中図の焼き物で高麗は朝鮮の地名なのでおかしな名称となっています。 縮識鉢において自高麗・紫高麗の名比較的大きい。 荒けずりのような作の中に特有の味のある鉢であります。 |