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植木鉢の片手落ち評価
「鉢の中の水と空気」の理論、特に飽和と不飽和、および自由空間率と含水率の項は、今後我が家の鉢植え用土を考えるうえで大いに評価されるぺきものといえます。 また、鉢の中に滞水層ができることも事実であり、これらのことはだれでも理解しております。 問題は、こつ滞水層の存在がはたして我が家の鉢植えの生育、特に根の発育に著しい害作用をもつものであるか否かということです。 滞水層つまり完全飽和の状態では空気の存在がなく、根の呼吸に必要な酸素の供総が得られないことを理由に、鉢底にゴロ土を敷くことが好ましくないとしておられます。 そして滞水層のできることに対するデメリットを強調するあまり、そのメリットにふれられていないのは残念です。 合理性の探究 改めて述べるまでもなく、我が家の鉢植え界では過去長い間、鉢底にゴロ土を敷くことをなかば常識的なこととしここれを実行しております。 そしてその結果として、著しい障害は出ておらず、我が家の鉢植えも立派に保たれ、若木はよく生長しております。 またもし障害があったとすれば、それは |