![]() |
このように窒素が「生」のまま存在すると言うことは、その蜜素が、我がおじいさんの鉢植えに利用されるのではなく、病原菌に利用されることになる。 つまり枝枯れ病が発生してきているものに肥料をやるということは、我がおじいさんの鉢植えのために栄養になるのではなく(全く栄養にならないという意味ではなく、言葉のアヤとして)、病原菌の繁殖を助ける役をすることになる。 一般に、「葉の病気で葉面積が減少したとき、肥料をやることは、病気の蔓延を促し、病気が治って健全な葉が発生し始めたときの肥料は、樹勢回復に効果がある。 」と考えて欲しい。 (かつて、ネズミサシは最も耐肥性が大きい樹種であるから、施肥はかなリ多くても良いと述べているが、これは罹病していない樹木にたいして言えることで、病気のものは別次元で考えなけれぱならない。 )。 これが病気への対策だ。 |