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したがってシシガシラをおじいさんの大切な植木化することは早くから試みられたはずだがこれまでのところ好樹は少ない。 原因としては、園芸素材のおじいさんの植木としても歓迎されたため、高接ぎの苗が多いこと。 樹勢強く、直線的に伸びる性質からやや単調な幹の作品が多くなったとされています。 ヤマモミジと比較するとややクセのある性質で、この特性を十分に生かせぱ優れた樹が可能と考えられています。 特に小品~中品樹の個性的な作品ではベテランも熱中するほどの好素材で頭を悩ますことも多い性質なのであります。 今回紹介するのは取り木による素材の活用。 小品樹の手軽な楽しみ方では有効と考えられています。 四季の色どりが豊かで変化も大きい。 ズングリした印象が小さな鉢に映える樹であります。 鉢映りの点でも、さまざまな粕薬の小鉢とよく合うもので、この点はおじいさんの大切な植木入門樹として最適。 細い新梢をひねっただけの簡単な素材でも面白く、愛好家の多くの好みの具合によく適するのであります。 |