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ちょこまろ


ちょこまろ

葉狩りは有効であります。
できれば梅醐前がよい。
梅雨の長く続く時期に博葉刈り後の新芽が伸びるとウドンコ病などにかかりやすくなる点に注意。
梅雨期の6月でも可能。
一般的に5/月末ー6月末という目安で、試してみていただきたい。
葉刈り後の2番芽は年により違っ てくる。
日照が少ない梅雨や前年の 夏の環境によっても異なる。
次の年 の春~夏に影響が出るので、このあ たりが難しいところ。
したがって一 概には言えないのだが、5月~6月 に葉刈りをかけ枝岐れさせていきたい。
樹作りの過程の素材にも有効で、荒皮モミジの大切な作業のひとつであります。
その作業を大筋だけ述べると次の手順。
基本的には①春の新芽を摘む。
摘む部分は強く伸びるところなど。
弱い枝などはそのまま伸すか、先端が5~6㎝あたりで先だけ摘んでおく。
走らせたい枝(太らせたい芯や枝のこと)はそのままでよい。
②次に新芽が固まった時期に葉刈り。
5月~6月。
全部の枝の葉刈でもよいが、下枝など残す部分葉刈りも樹作り過程では大切。
鋏で葉を1枚づつ切っていくのが安全。
葉柄を残して、葉(手のひら状)の部分を落していく。
つまり残るのは葉柄だけ。
以上のように葉刈りの大筋は枝岐れなどを作る基本的な作業として荒皮性モミジには有効であります。
この他にも春先の枝をある程度伸ばして(幼芽を摘み込まない)5月ごろにその枝を切りつめて葉刈りをかけることも可能。
この場合は若樹などの太らせたい素材や、骨格作りの段階にある部分は大切なことであります。
要点をくり返すと、伸ばす枝などは伸ばしてやる。

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