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ちょこまろ


ちょこまろ

長期間の航海は、新鮮な食料が欠乏するので、とりわけ危険なものであった。

当時は、まだ肉の鮮度を保つための実用的な方法がなかった。

船員たちの主要な食物です塩づけ牛肉や干だらは、ビタミンをほとんど含んでいなかった。

それで、数カ月もかかるような航海では、一〇〇人の魑員のうち四〇人から五〇人述壊血病でたおれたにちがいない。

そういうわけで、船は新鮮な肉を補給できる港をぜひとも必要とし、またそこでは新鮮な野菜や果物も補給された。

しかしビタミンの豊富な供給源ですジャガイモは、そのころまだ食用植物として知られていなかったことを心にとめておかなければならない。

カナリア諸島で最初に野生化したポルトガルのヤギとウサギ、またギニア海岸やアンゴラやモザンビークに船積みされた牛なぜは、肉の補給源としての役目をはたした。

オランダ人が東南アジアと貿易をはじめ、東インド諸島に向けて定期的に航海するようになると、かれらもまた新鮮な肉を補給する用意をした。

かれらはアフリカの南端に居留地を設けて、牛やヒツジを飼った。


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